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2011年4月 9日 (土)

キネマ航空CEOの憂鬱は続く ボランティアについて考える(6)

7日付けで米エネルギー省のブログにモニタリングの結果が掲示されました。

三枚の図のうち最初の一枚はすでに発表済みの30日から4日にかけての累積データです。二枚目以降は

Aerial_monitering_resultsapril_06_2

6日の第一原発の南方30Km圏付近の調査のようです。圏外は差し迫った危険はなさそうですが濃い濃度のスポットがあります。今後の雨による集積や浸透の推移のモニタリングが重要です。

Exposure_rate_trends_mar_12_apr_5_3

地上のモニタリングの経時変化です。縦軸の単位が異なります。農業における影響については数百キロ平方メートルの範囲で土壌や水の分析で得られる厳密で信頼できる精度の高いデータが必要であるとしています。

キネマ航空では可視化された情報の扱われ方に注目してきました。結局原子力発電に深くコミットしているドイツ、フランスがシミュレーションによる可視化地図を発表したことで、菅政権も日本が行なったSPEEDIというシミュレーション予測を発表しました。

早くにやっておけば工業立国、技術立国のイメージの幾分かは守れたのでしょうが政府は何とトレードオフしたのでしょうか。問題は報道も予測については深入りをしない対応のようです。

報道の矛先はアメリカの自国民に対する80キロ圏外退避の指示が過剰予測が原因であり現在の国際的風評被害の元凶とするような論調ですが、自国民を優先的に保護しようとするのは当然の行為として報道すべきでしょう。

これに対しても初動時の可視化情報を使い爆発の危険をどのように対処しているかの首相の明確な説明があれば以降の対応もずいぶん変わってきたと思われます。

政府の発表は地点と測定値の発表では今でも地図上の可視化はしていないようです。マスコミも同様に簡単な時系列の可視化を発表する努力さえしていないようです。

予測を使って将来の計画を練るのは官僚にまかせても政府は刻々と変わる可視化情報を使って現地にいる方々に行動の指針を与えるべきでしょう。

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今回の東日本大津波地震(こう命名すべきです)は戦後生まれの世代に重い責任を残していったようです。

キネマ航空CEOの世代は、政府に騙された戦争に敗れたが国民が立ち上がり新しい日本をつくるのだ、という教育でありました。

市民運動政治家や社民政党と言われる人たちをみれば何となく分かるでしょう?

当時の日本は否な、応う、はなくアメリカという骨組みのなかではありました。しかし新しく作り上げてひとり立ちしたと思っている多くの日本人が直面した災害の現場では、現政権支持層の半分以上と政権が秋波を送っていた政党がきらう「米軍」、「自衛隊」、「警察」、「海保」、「消防」といった「いざというときに生命を賭す組織」でしか立ち向かえないことを悟り、どのように社会に組み込むのかという問いかけです。

いや市民政治家が言うであろう、当時とはことなり市民ボランティアが生まれ立ち上がっている。確かに集め屋、運び屋、配り屋、マスコミに出たがる仕切り屋、必要だと思いますしCEOもいくばくかの協力は惜しみません。

もともとボランティアとは志願兵の意味で死を伴うものでした。(確かに政治家先生の選挙のボランティアは一切を引っかぶって社会的死で責任をとる志願者かも知れませんが-これは任侠の延長ですね)

今回の真のボランティアは、破壊した原子炉の側で働く東電や関連する会社の社員の方々です。

かれらの胸中にあるのは口に出すことはおそらくない「会社とか政府」といったものではなく「自分の使命」であることで被爆の危険に身を置いておられるのだと心より感謝し記憶したいと思います。

ほぼ50年前に黒澤明が監督した「七人の侍」の中に描かれた日本人は50年後でもそのままでいいのかという監督の問いかけでもあります。

ボランティア(侍)の立場でみるか、農民の(被災された方々というよりテレビやインターネットでほざいている当CEOのような)立場で見るか、古い映画を見直す場合の視点の一つでもあります。今思えば当時の左翼系評論家はこの映画の指導者は戦前の家父長制度の延長線にいるとして否定的でした。

皮肉にも映画の中の指導者は「勘兵衛」でした。われわれのリーダーの「菅兵衛」は兵を使い自分を衛(まもる)のではないことを期待したいものです。

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