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2013年12月23日 (月)

キネマ航空 010 便就航のお知らせ

キネマ航空の運航便もようやく二桁の 010 便 に到達いたしました。
これも、ひとえにご愛用の皆様のお蔭と感謝いたしております。

記念すべき当 010 便は、「キネマ・フライト オブ パロディ! リメイク! リスペクト!」として運行いたします。

ここに挙げたオリジナルに対する芸術的模倣の三要素は、特に映画の制作手法として定着しております。これを当CEOが無理やり分類してのフライトです。

010-1便 パロディック・フライト

・ キング・コング “KING KONG ” (1933)
 特撮怪獣映画の原点。リメイクが次第にふやけていったことを再確認していただく作品選択です。

 パロディ作品に入る前に、「キングコング」 リメイク版二作との比較を行っています。

 なお、登場する飛行機は海軍のカーチス F8C-5/O2C-1 ヘルダイバー らしい。ただ、Webで比較する画像を探したがこのキングコングのフィルムからの画像しかヒットしなかった。カーチス F8C-4 以前の形態と比べると明らかに違うが違いすぎる。

 リメイク第一作、同名の「キング・コング(1976)」では、ベル UH-1 イロコイダグラス DC-7 ベル 206A ジェット・レインジャー が登場する。

 リメイク第二作の「キング・コング(2005)」はオリジナルと同じ1933年に設定しておりカーチス F8C-4がCGで登場する。

・ クイーン・コング “QUEEN KONG ” (1976)
 名前からしてパロディは見え見え、大プロデューサー ディノ・ラウレンティスの「キングコング(1976)」に当て込んだイタリア、イギリスの合作ですが、ラウレンティスの逆鱗に触れてお蔵入りとなったそうな際物です。

 アブロ・ヴァルカンの編隊が離陸していくシーンがあります。その他、ジェット・ライナーやジェット・ヘリコも出てきたような・・・そのあたりは実際にご覧ください。

 映画紹介より長い記事は、V3 ボマーヴァリアント・ヴァルカン・ヴィクター)の歴史と英国航空工業の変遷です。

 囲みは、「キング・コング」の特殊撮影技術について、当CEOの偏見に満ちた記事です。お読みください。

010-2便 リメイク・フライト
 英語の原題では、頭に“The”があるかないかでのリメイク宣言であります。それにしても、リメイク版の邦題には工夫のかけらもない。それだけオリジナルが優れていたとも言えそうです。

 砂漠に不時着した双発双胴の飛行機を単発機に改造(リメイク)して脱出するという技術的には眉唾ながら人間関係で見せる映画です・・・が、うまくリメイクできたかどうか。

・ 飛べ!フェニックス “THE FLIGHT OF THE PHENIX ” (1965)
 原型機は フェアチャイルドC-82A パケット。この時代は映画作りも冒険でした。改造機フェニックスはN社とB社の機体と翼をベースに実際に飛ばしています。

 この機体を操縦していたポール・マンツは墜死します。彼の人生は、どことなく当 キネマ航空009便 で紹介した「華麗なるヒコーキ機野郎(1975)」の主人公ウォルド・ペッパーのモデルでは、と思えてきます。 

・ フライト・オブ・フェニックス “FLIGHT OF THE PHENIX ” (2004)
 こちらの原型機は発展型の同じく フェアチャイルドC-122 フライング・ボックスカー。地上の フェニックス は、オリジナルと同じく、原型機の切り貼りで作られた大道具ですが、飛行シーンはCGで作成されています。

 さて三羽目のフェニックスになりそうな原型機にも言及しました。フランスの ノール N-2501 ノルトラ です。次いでと言ってはなんですが日本からも候補機を!と、日本国際航空工業 キ-105 おおとり ) を挙げておきました。

 囲みは、(双胴輸送機と軍用輸送グライダーのビミョーな関係)、です。
双胴機については一人乗りから数人乗りでとても砂漠でリメイクなどできそうにない機体から、はては大型の四発機もありますがこちらははいずれまた・・・ということで。

010-3便 リスペクト・フライト
 なにがパロディで、どれがリスペクトか、となると個人の好みにも深くかかわっているようです。この選択は当CEOの好みですから、ご異論があれば「それはそれで正しい」と申し上げておきます。

・ 吸血鬼ノスフェラトゥ “Nosferatu” (1922)
 原題はともかくとして吸血鬼の映画で、しかもモノクロ・サイレントであります。音声付、色付きでなければ映画じゃない!とおっしゃる方には、ラストが少し変わりますがリメイク版のノスフェラトゥ  "Nosferatu: Fantom der Nacht " (1979 ) があります。

 オリジナルの監督はドイツ表現主義のムルナウ、後者の監督は同じくドイツのヘルツォークですから重苦しい雰囲気は味わえます。

 肝心の飛行機は出てきませんが関係なくはない。選んだ理由は本編で・・・

・ シャドウ・オブ・ヴァンパイア “SHADOW OF THE VAMPIRE ” (2000)
 一癖あるアメリカの映画人が集まって、ムルナウ監督を主人公にしたオリジナルのメイキング・フィルムという見立てで作られています。

 パロディとして見ることもできますが、ブラムストーカーの小説を脚色した1920年代の舞台劇を映画化した後年の「摩人ドラキュラ “DRACURA” (1931)」とは全く異なる(原作に近い)吸血鬼像をムルナウが造りあげていたことに対するオマージュとして見るべきでしょう。

どちらも時と場所を選んだ夜間飛行のチャーターでのご鑑賞をおすすめします。

 ただ、登場する肝心の飛行機がなんだか、さっぱりわかりません。キャプチャー画像をたくさん載せましたので、ご存じの方はこのコメント欄にご投稿をお願いします。

 では、たのしいフライトを!

キネマ航空 CEO拝

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