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2015年2月 4日 (水)

キネマ航空CEO 浮遊するリベラルの憂鬱を考える(1)

『ショウ・ザ・フラッグの下で』(その1)

自称「イスラム国」(英語名 Islamic State)を名乗る組織により二人の日本人が日本国民(首相を含む日本人)への報復の名目で殺害された。
「国(State)」と名乗る組織が行った個人に対する正当性の欠けらもない理由である。
心よりお二人のご冥福をお祈りいたします。

この経緯には闇の中に消えていく疑問がいくつもある。

まず、Y氏は何のために紛争地域に入ったのか。なぜ、危険な集団に敵対する側にいたのか。また火器を携行していたのか、いなかったのか。
現地で自ら日本の民間軍事会社の幹部と名乗っていたのか。名乗っていなかった、とすれば日本でのマスコミやWebでの情報が影響したのか。

そのY氏の救出に向かうとしてG氏がなぜ自称「イスラム国」の影響下の地域に入ったのか。該当もしくは関連する組織に何らかのコネクションがあったのか。
なぜ、行動は自らの責任とするビデオ・メッセージを残したのか。また、現地取材時にはいつも同様のメッセージを残していたのか。

G氏の殺害はY氏の経歴と関係したのかどうか。

最大の疑問は二人の日本人の殺害は自称「イスラム国」の開示した順序で行われたのか。日本政府が最も気にしていた画像の合成判別やG氏の声紋分析の結果の公表は信頼できるのか。

自称「イスラム国」は幕引き後は公開発信で言及させたヨルダン軍のパイロットの情報を封印している。(2月3日現在)

もとは身代金と人質交換のシナリオと日本政府の中東への歴訪に対するシナリオの二本があり、さらに分散して監禁していた末端組織の連携がくずれて暴走し統制する組織が後者のシナリオにそって画像情報の公開を実行したのではないか。

安倍首相は、2014年の末にはG氏については家族からの通報、さらには二人の人質の動向は大使館や外務省、警察庁の(部外秘という意味での)諜報情報を把握していたと考えられる。

こうした背景の下で2015年1月の中東訪問のスピーチ原稿が作られたと考えられる。

作成するのは首相が指名するスピーチ・ライターがいるのか。外務省の官僚なのか。そもそも日本人の本来曖昧であるべき外交スピーチの作成能力はどの程度なのか。

日本の外交は英語と日本語が作らて実行される。スピーチは双方の政府機関を含めて各国の報道機関や情報機関が翻訳比較をするというニュアンスの表現の齟齬が最大の弱点となる。さらに当事国においてもWeb上で同様のことが行われており、各国の情報組織はそのコメントを収集することで分析、補強される。

今回の内容は中東に対する日本のコミットメントのニュアンスが色濃く出ている。これを『ショウ・ザ・フラッグ』を求める米国とのすり合わせを完了した文章としてそのまま読まざるを得なかったのではないか。

こうした疑問が明らかにされることはないと考えられる。

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ただ、G氏が画像報道記者として弱者に注いだ視線の記録は、願わくは世界のNPOがその記録を日本人が行ったとして、それこそ拡散していただきたいものである。

(続く)

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

ブログ上では、ご無沙汰しております?   お元気なご様子、何よりです。

早速ですが、全国で今月から公開予定の満蒙開拓団の落日、タイトル「望郷の鐘」を楽しみにしていたのですが、浜松近辺では、公開予定が無い為、シネマ・イ~ラにTELしたところ、あと3ヶ月待って下さいとのことでしたー
楽しみが、少しズレましたが、5月中旬には公開とのご返事でした。
いやー良かったー・・・・・

Mr・CEO様に今更、内容説明は、必要ないと思いますので、割愛しますが、一昨年、趣味のツーリングで、南信の阿智村にオープンしたばかりの「満蒙開拓平和記念館」に立ち寄りました。様々な資料をみているうちに、以前NHKで放送された「大地の子」を思い出し、館を出てからも暫く、思考が止まってしまいましたー

館主のお話では、まだマイナーな作品なので、もっともっと、一人でも多くの方に、この作品の良さを理解してもらい、劇場に足を運んでもらいたいとの仰せでした。 ごもっとも

キネマ航空のパイロットである貴兄様は、何としてもこの作品を上昇気流に乗せる義務?がありますよ~

おおいにPR願います。

ma-chan さま、

ご来訪ありがとうございます。

シネマ・イ~ラの通し券はここ数年間買っていなかったのですが、また求めてみますかね。
一日に数作品を上映する単館経営は観客側にも作品を選んで行きにくいところもあります。しかし、街には映画館がなければの思いはあります。
(具体的には提携駐車場が満車で「まーいいか」と見逃した作品もいくつかあります・・・駐車料金というより時間的余裕でですが)

さて次回はma-chanさまのお気持ちを逆なでする構成になるかもしれませんがご来訪をお待ちしています。

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