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2016年12月11日 (日)

キネマ航空CEO 心情リベラルの憂鬱。 『後出しトランプの巻』全二回の前編

このタイトルも気が引けるが投票結果を受けての情報や論評で思ったこと徒然であります。

副題は「かなりの事は映画から学べる」(キネマ航空のコマーシャル)、として次回になります。

当CEO も、Ms.ヒラリー・クリントン(Ms.C)が僅差で「制」すると思っていた。しかし「征する」はあり得ない。

当CEO は Ms.C が大統領になったら、そうなったあとが恐ろしいと思っていました。アメリカの政治は Mr.O 以上に停滞したことは間違いない。

Ms.C が落選した理由は「ガラスの天井」とすり替えられつつあるが現実にはアメリカ人のリベラルの間にも厳然として残る愛国心である。

個人のアドレスをメール端末として国家機密を扱っていた政治家が、例えポピュリストと呼ばれ、シロート同然の政治家気取りを野(や)に置いたままで政治ができる時代なのか、はリベラル支持でもインテリならば十分に承知しているだろう。

日本のインテリの多数が脳裏に秘めている『マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや』(寺山修司)は米国のリベラルの想う祖国ではないことは事実である。

FBI が選挙投票日の直前になって、僅かながらも Ms.C の優勢と伝えられた時点で 疑惑の再調査を行ったのも、個人のか、集団のかは、さておいて民主党の思惑ひいては政府の意思が働いたと考えていい。

かくかくにの思惑でジョーカーとして Mr.ドナルド・トランプ(Mr.T)を登場させた。1946年6月生まれだから70歳であり2期務められるかどうかは定かではない。

70歳を越えて就任した大統領はいない。もっとも近いのが69歳12か月の Mr.ロナルド・レーガンで、1期目の暗殺未遂を経験し再選、2期を全うして77歳12か月で退任した。

この後は政権与党となった共和党が自由主義の党としてのチェック機能を行使できるだろうか、または Mr.T をしてレーガン大統領の轍の上を歩ませるのか、が今後のアメリカの注目点になるだろう。

以上を前置き、として・・・

どうも日本のリベラリストの論評はアメリカに反発しながらもかつての映画、加えてテレビのホーム・ドラマで描かれたアメリカ社会を前提とした画面の外には存在しない民主主義の原理をリベラリズムとしているようだ。

日本のリベラリストからは民主主義(デモクラシー)の対義語として衆愚政治(ポピュリズム)というキーワードで語られる。

Mr.T の発言のうち TPP の未承認は日本のリベラリストからは歓迎されるはずだがそうでもない。

核の傘からの自立」は日本のリベラリストとしても望んでいたはずだがこちらもそうではない。アメリカとは自分から縁を切るのは良いが切られるのは嫌なようだ。

日本のリベラリストがよって立つ「民主主義」も、暗黙の、したがい個々にとってはそれぞれの定義、でしかない。

日本でもそろそろ「民主主義の定義」を実態に合った「身も蓋もないもの」に定義し直して再構築する時代に入ったと考えられる。

民主主義」の最小要素は個人の自由な生活である。だが、ただの主義だけでは生きていけない個人の生活を支えるのが「民主政治」となる。

したがい、「民主政治」の本質的定義は、「自分の思い通りにしてくれる代理政治」と言える。

有権者を煽動したのがジョーカー(Mr. T)であると定義しても(特に日本人の)リベラリストが選挙結果を衆愚政治と呼ぶのはいかがなものか。

選挙結果は、『選挙権のある生活(弱)者』の行動結果であることは「民主政治を実行する構造」そのものといえる。

選挙権のない日本人が投票した彼ら(衆)をおろか(愚)として蔑み貶める(さげすみおとしめる)ことが日本人のいう東洋の思想なのかを問い直さなければならない。

むしろ、ディベートの場に国家機密保持のルールに背いた政治家しか送り出せなかった政党の方を「大衆愚弄の衆愚政治」と呼ぶ方が正しいとも思える。

(実行されるべき)「民主政治」には、理想からもたらされる論理的、倫理的な補足の定義を多数存在させることでようやく(実行は保証されない)「民主主義」として成立している。

その定義自体の意義はともかく、実効性を失いつつある。

唯一の抑えは与党上下院議員の理性の数(多数決が民主主義を支える制度だからね)であろう。さもなくば・・・Mr. Jorker が書き換えた旋風予想天気図には吹く風、吹かぬ風があるはずだ。

吹かせられぬ風が、あるいは吹かせた風が、アメリカに時々起こる事件を引き起こさないと言えなくはないことはないのかあるのか。

多重否定の悪文だなー?どっちなんだ!
書いてる本人も分からなくなってきた。あとは読者の読み解きにお任せします。

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翻って「党議拘束」という知性を放棄した議員で支えられている「議院内閣制」の我が国ではどうなのだろう。我が国の「民主主義」は、はるかに高度な「大衆愚弄政治家」を選んでいる「民主政治」と言えそうだが・・・

『後出しトランプの巻』 後編に続く

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